和歌山ラーメン・ソロツーリング
2010年 01月 12日
前後のブレーキラインホースを交換し、またブレンボのブレーキパッドも新品にしたので、アタリをつける為に一般道を走ります。
毎年成人式と言えば、寒い最中。 この日も例に漏れず、寒い一日です。
寒い。 一般道で行けるとこ。 南。 和歌山方面。 暖かいもの食べたい。 和歌山ラーメン?
となったわけです。
今日は並びます。 青白タンクのわかばん号は歩道でお座り。 ちょっと待っててね。
注文して、待っている間に、ゆで卵や巻き寿司・早寿司(バッテラ風)をつまみます。
私の仕事柄、外食産業にも広告企画やPRの提案をする機会がありまして、関東圏で展開する大手回転すしチェーンの本部で。
忙しい時間になると、1時間近く待ち時間ができるので、少なくとも会員登録制にして、メンバーさんの優先案内制や、店頭で並ばなくても、整理券機能付き携帯メール配信で、家族連れも多いので駐車場の車内で待っていただき、順番が来たら呼び出すのは如何でしょうか。 と提案したことがありました。
しかし、その会社の本部長は、うちは行列ができるように席数を制限してる。 行列ができるから、おいしい。 新鮮。 安い。 が店の前を通るだけで、コストをかけずに宣伝できる。
と、おっしゃっていたことを思い出しました。
行列を作り、それを広告塔として使う。 確かにおっしゃるとおり。 下手に、お客さんの利便性のためにすぐ食べれるシステムを導入することが、業績アップには直結しないんですね。
ディズニーリゾートも、2時間3時間並んで乗るからアドラクションが値打ちあるのかもしれませんね。 ファーストパスで、すぐ乗れたアトラクションは、楽しさ半減ですもんね。 もし、行列ができないTDRだったら、人々のリピート回数が激減するかも。 と、思うのは自分だけでしょうか。
しかし、行列ができる=価値ある。 という現象は、日本人の国民性もあるかとは思います。
広告の世界では手法にも国民性を考慮するそうです。 たとえば広告表現でヨーロッパでは、次のようなたとえ話があります。
沈没しそうな船から、人々を海に飛び込ませるには。
イギリスでは、「紳士の方は飛び込みます。」
フランスでは、「皆さん飛び込まないでください。」
イタリアでは、「飛び込む男は女性にモテモテ。」
ドイツでは、「飛び込むことが規則になっています。」
そして、日本では、「皆さん飛び込んでますよ。」
が最も効率が良い命令なんだそうです。
麺はストレートで、コシがしっかり。 メンマはしっかり味が付いていて。 チャーシューもよく味付けされています。
すべての具材にインパクトがあるので、巻き寿司や早寿司と一緒に食べると、独特のバランスが発生します。
食べている時は、別段また来ようとは思わないんですが、次の日にまた行きたくなります。 なんでやねん。
養鶏所の鳥に個室を与えたらエサをあまり食べなくなり、良い鳥ができないそうで、隣と競い合わせることで、本能を利用して太らせるそうですね。
また、行きましょ!