LEDライトの熱対策

エンジンもコンピューターも高性能になってゆくと必ず問題になるのが高い熱をどう効率良く冷やすかが問題になります。 

コンピューターのプロセッサー・クロックスピード(周波数)も、IBM ATの時代には10MHZがすごいと言われていたのが1980年代前半。 いまやパソコンでも1ギガHZ以上が当たり前!
ちなみに、1GHZとは1秒間に10億回ON・OFF(二進数では0と1)を切り替えられる性能ですので、気の遠くなるような話です。
我々が恩恵にあずかっているインターネットも、このあたりのテクノロジーの発達なしでは存在しなかったのは間違いないです。

コンピューターのCPU(セントラルプロセッシングユニット)は空冷ファンが主流ですが、最近水冷CPUなるものも登場してきています。
車のエンジンはほぼ水冷になったし、バイクのエンジンも今や水冷の時代です。

しかし、このブログの題材でありますSUZUKI GSX1400は、油冷エンジンです。
エンジンとしての性能や冷却安定は水冷が優れていますが、油冷エンジンならではの味があります。
乗用車と違ってバイクはエンジンの上にまたがって乗りますので、エンジンの出す音や振動が乗り手に伝わってきます。
バイクの乗り味でもっとも重要なのは乗用車のようなスムーズさではなくて、躍動感です。
油冷エンジンのことを書き始めると、今回のテーマから外れて延々と書いてしまいそうですので、またの機会にします。

今回は前回制作したLEDライトの点灯冷却試験をします。
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左のライトに冷却フィンを付けて点灯します。
左ライトユニットのLEDの裏が見えます。 これに放熱板を接着して放熱するわけですが、しっかり固着させるために放熱シリコンを使用します。(今回はテストですから置くだけにします)
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LEDの裏の高さとライトボディーをあわせるために、アルミのスペーサーを入れました。
これも熱伝導性に優れたものを使用しないとLEDの性能と寿命に影響します。
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このLEDの底の温度が24℃前後で明るさが100%、60℃で90%・120℃で70%弱に落ちてゆきます。 逆に氷点下では110%と明るくなります。
寿命もヒートシンク(放熱板)が35℃くらいですと、500時間後90%効率、85℃なら同時間使用で65%と、このLEDは結構短命です。
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テストの為にアルミのスペーサーを入れて、ヒートシンクを固定しました。
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自作の安定化電源ユニットにラップトップPCの電源を差し込んで使用します。
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しばらく点灯を続けます。
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非常に明るいっす。 ライトの放射角度も広く、昼間に使用しても遠くから認識できると思います。
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青くはないけど、真っ白い光。
ハロゲンの黄色かかった光ではないです。
ちなみに、数分後すこし煙が出てきましたが、接着剤がくすぶっている程度と思います。
完全に乾燥したら、なくなるでしょう。

その頃触ってみたら、ライトボディーも放熱板も自販機の缶コーヒーくらい(HOTです)
約70℃前後かな?
バイクのアンダーカウルに装着して、さらに走行風をうける分には問題なさそうです。
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by wakaban0925 | 2006-01-14 13:56 | 電装類・LED | Comments(0)

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