NOSチューン始まる
2005年 12月 27日
大阪市内の駐車場に工具を持ち込んで取り付けをするには、ちょっと抵抗があって、この年末年始の休みをフルに活用しようと、岸和田の実家にバイクを持ち込み、バイクの分解開始です。
「おまえ! え~歳してまだバイクいじってんのか?」というお袋の罵声を背中に受け、「これが俺の息抜きよ~」。
「お前バイク屋になったらよかったのに!」
「あほ! 他人様のバイクをいじるのは命にかかわることなんや。 そんな責任重いこと趣味になるか!」
「ほんまにバイクバイクて、ちゃんと仕事してんのか?」
「仕事してるから、趣味でバイクいじれるネン!」
実の親にも白い目で見られるこの趣味。 理解してもらえないです。
まして、世界で初めて! あったとしても数えるほどしかない、GSX1400のナイトロチューンを息子が今始めようとしているなど、夢にも思わない親でありました。
当初の予定ではインシュレーターとエンジンの間にビレットNOSマニホールドキットをはさみ込みます。
そのために、ノーマルエアクリーナーBOXが使えなくなるので、取り外します。
エアクリーナーBOXは後ろに約1センチほどスライドすることができ、スロットルボディーを取り外せます。
インシュレーターのネジはゆるみ止めが塗られているようで、インパクトドライバーでないと緩みません。
しかし、スロットルボディーを取り外した隙間にはショックドライバーが入りません。
入ってもハンマーで叩くことができません。
また、インシュレーターを取らないと、エアークリーナーBOXは取り出せません。
インシュレーターを外さないとエアークリーナーBOXは外せない。
エアークリーナーBOXを外さないとインシュレーターは取り外せない。
あなたな~らどうする♪ (古る~)
80Wの半田ごてで、エアークリーナーBOXを切断です。
あ~あ!
エアークリーナーBOXは破棄します。 ゴミです。
K&Nのリプレースメントフイルター入れてまだ少ししか走ってないのに・・。
いいのです。
ラムエアーフイルター付けたかったから・・。
ビレットNOSマニホールドキットはこのように付きます。
しかし、またココで問題です!
GSX1400のインシュレーター内径は正円ではありません。 また、2本のネジもオフセットされていて、内径の中心からずれています。
ビレットNOSマニホールドはGSXR1100油冷用。 ひそかにピッタリ合うかもと期待していたのに、私がバカでした。
アルミ削りだしNOSマニーホールトキット¥18,700は使用不可能。(決定)
オークションに出しても売れそうにありませんし、コーヒーカップコースターには小さいし・・。
部屋の飾り? メガネでも2本作る? 誰かほしい人! 格安でいかが?
これだったらスロットルボディーは後退しないから、エアークリーナーBOX使えたやん!!
オイオイ、真っ二つに切断済みやで~。
こういうハラハラがイジリを止めれない原因ですな! ねじ締めるだけで改造できるんやっら小学生でもイジレルわい! と自分をなぐさめます。
ほんとうはこのカラーは中から外へ出すものですが、インシュレーターの肉厚が厚すぎて、マウントカラーとセットのマウントナットが使えません。
しかし、このインシュレーター、真横にフォガーノズル出したので、NOSとガスのホースはエンジンより出っ張ってしまいます。 失敗!!
4番インシュレーターだけでテストしていたので、もう一度純正部品買ってやり直し。
フォガーノズルはできれば上から刺したほうが良いようです。
しかし、どの角度で刺したらベストなのかは、ホースを取り付けたりスロットルボディーやタンクなどを取り付けてから決めるほうが良いようです。
昨日ガス充填のために、姫路のstillway(車関係のショップ)に往復宅急便で送ったボトルの充填中、ショップの元ボトルが空になったと連絡がはいりました。
非常に丁重に対応してくれるので、安心しました。
ボトル充填は1分で済むのだけど、年明けにガスが入ってくるので、申し訳ないとのこと。
年始の暴走でもするのかと思われていたようです。 ハイ。
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