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道後温泉グルメ&ハードツーリング

10年ぶりに大阪勤務となりホッとしております。 
なんと言っても職場の雰囲気と通勤の楽さが大きいですが、美味しいランチ外食と大阪弁も大きいでんな。

東西の差と言えば、飲み会のコミュニケーションも大きく違います。
東では上司から部下に「あのさー、こいつさー、ほんとバカでさー、この前なんかさー・・・」
こき下ろして笑いを取ることが多いのですが。 横で聞いてても酒が不味くなりまっせ!

大阪ではまず上役が自分で落ちるのが基本。
「この間な~、俺な~、めっちゃ失敗してな~、出帳にな~パンツの換え持って行くの忘れてな~、次の日裏返して履いたねん」
「ゲゲ~、部長汚いなー」(この返しが重要で、反応なかったら落ち込む)
「表・裏・前・後ろで、4日間はイケるで~」(このオチが言いたいために出張の話は前振り)
オチとはハイ次の方ど~ぞというバトンでして、コミュニケーションを快速で行う思いやりと定番レスのコンビネーションがたまりまへん。

さて大阪の話題は長くなるのでこのくらいにしておいて、わかばん帰任記念ツーリングを企画し、仲間を誘いました。
メインの目的はマイトメンテナンスさんでエンジン腰上OHをし、ヘッド面研0.5㎜の効果体感と、Napsにやってくるブルーライトニングさんのダイナモに乗せてのビフォア・アフターパワー測定です。


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参加者は神奈川からキノさん、東京単身赴任中のキムハルさんとマイトメンテナンスの山本さんの計4台、キノさんは神奈川を前日昼に出発し、夜に岸和田のわかばんガレージ入りをして、近所のアパホテルで一泊です。

関東から来客となるともちろん前夜祭です。 岸和田駅前のお気に入りの居酒屋へお連れし、泉州ソウルフードのガッチョのから揚げをお試しいただきます。
泉州ミズナスも酒のアテ(関東ではつまみでんな)にはぴったりです。
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ガッチョの生前の写真はこちら。
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ネズミゴチ(鼠鯒)Repomucenus richardsonii は、スズキ目ネズッポ亜目ネズッポ科に分類される魚類。日本を含む東アジア沿岸域に分布する広義のコチの一種で、食用にもなるそうです。
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前夜の日本酒も抜けきらない午前4時半。 キノさんがわかばんガレージに戻ってまいりました。
自分も準備完了。 一泊なので装備は軽量です。

最近50半ばを越えてから、身体の動きが衰え、曲がりにくくなり、老化を感じる今日この頃。
バイクの整備や自宅の軽い改修をした後は、腰や手足の筋肉が悲鳴を上げます。
なんかGSX1400を一人で気軽に乗り出す気にならず、イベントを計画して自分で自分の背中を押す必要が出てまいりました。

キノさんは既に500Km以上を走ってきてくれましたので、負けてはなりません。
予定通り5時に出発です。

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と、保温用のカッパを積み込むのを忘れ、道中昼前まで凍えることに~。 情けな~。
途中トイレ休憩を頻繁に・・・。 トイレが近くなるのも老化です。
トイレで排泄するための棒を取り出そうとしても、縮んで見当たりません。 これも老化です。
走行中、左右グリップに体重がかかり過ぎて、手のひらの神経を圧迫して両手の全ての指の感覚が無くなります。
これも老化です。 数か月ぶりにバイクに跨った途端に太ももがツリます。 これも老化です。

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7時出発としていた山陽道の三木SAに30分ほど前に到着。
すでにマイトメンテナンス山本氏が待っててくれました。
前日にウキウキして眠れず、1時間も早く来てしまったそうです。 これが若さです。
一番集合場所に近いキムハル氏を待つ間に、totomu氏が現れました。
お見送りに車で来てくれたそうで、これが若さです。
キムハルさんは出発予定時間直前に現れ、昨日の酒が~。 とのこと、これは老化です。

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キムハルさんを先導にし、グイグイ山陽道を進みます。 ただ春の交通安全週間です。
一番先頭が危ないので、安心して走れますが・・、なんせ寒い! 
途中の休憩でキムハル氏とキノ氏がバイクを交換。
このFJR1300は147PS/8000rpm で車格に似合わずコンパクトでスムーズだそうです。
最近の市販車マルチは、ほぼスムーズな印象とのことですが、GSX1400の加速トルクは下品なくらいで、これを味わうといけません。
後遺症として他のバイクが大人しく感じちゃいますね。 あと首が太くなります。 それは肥満?

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第一目的地の広島焼き「八昌」への到着は開店前の10時半。 店の前のエアコン室外機の数が繁盛店であることを物語っています。
11時に入店し、横並びに4名カウンターに座って、広島焼きの出来上がるのを待ちます。
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先に板状に鉄板に丸く伸ばした生地にキャベツをガバッと山にして、そこに豚肉を乗せて生地を少しかけて、底が焼けたら裏返し。
その間に茹でたラーメンを油で軽く炒めてそれを乗せる。 そこに大きな卵を目玉焼きにして、その上に焼けた広島焼きを乗せて出来上がるまで30分ちょうど。

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大阪人にとっては生地の味わいがなく、蒸しキャベツと麺を食べる感じは、やはり違和感あり。 でもおいしいよ

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広島焼きの後はすぐNaps広島店へ。
でも、ブルーライトニングのダイナモトラックの前にもバイクがたくさん置かれていて、なんかいやな予感。
駐車スペースに停めて見ると、Napsの駐車場はバイクの販売イベント会場化となっています。
ブルーライトニングさんのトラックに駆け寄り、あのお~メールしておいたGSX1400の~。 夕方までセッティングで満杯です。 と。
メールの返信でも、空いていればIconセッティングの間に入れますとの条件付きだったので、仕方ないですね。
マイトメンテナンスの山本氏に、大阪に戻ってパワー計測をしてもらうことにして、次のイベント、フェリーで松山に向かうことに。

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山口県に少し入り、柳井港から松山県三津浜港までの2時間半、バイクと人間で5000円強と割高な感じですが、ツーリングの一日の終盤に2時間半の休憩は旅を更に楽しいものへ。

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さー。 4台で乗り込みます。

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フェリーの船室はこんな感じですね。 大型バイクも我々4台のみかな。 随分前に予約入れておきましたが、当日でもOKでしたね。
ただこのフェリーに2時45分に乗りこまないと、道後温泉の午後6時チェックインが厳しくなります。

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松山市内は車がさすが多く、横から飛び出してくる車も多く走りにくい感じですね。
また、軽四比率も高く、車間距離が100mあっても法定速度以下での走行も多く、イラつきますがな。

予定通り、18時前に道後温泉到着、三津浜港から30分くらい、予約していたホテルはちょと古いが疲れた身体には、いい湯と美味しい食事があればOK。


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ホテルは、道後温泉本館にほどちかく、温泉街の雰囲気が良いところです。 道後温泉は愛媛県松山市(旧国伊予国)に湧出する温泉で、日本三古湯の一といわれ。 その存在は古代から知られ、古名を「にきたつ」(煮える湯の津の意)といい、万葉集巻一に見える。 とwikiにあります。

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ホテルでのコース料理を平らげ、日本酒でほろ酔いになって、ホテルのラウンジでも寄って寝ようかと浴衣でロビーに降りたら、キノさんに遭遇。
あっ! キノさんだけ裏手の高級ホテルを取って、夕食なしだったの忘れてた~。 と、すぐに着かえて路面電車で松山駅方面の繁華街へ。
8時半過ぎたら、キムハルさんと私は瞼が閉じて来て、キノさんのトークが子守唄のようで~。 「キノさん帰ろ!」

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爆睡でしたが、夜明け前に目が覚めるという老化現象のために、朝食まで待ち遠しいので、中庭を覗くと散る前に頑張っている今年最後の桜が・・。

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午前9時に高松経由で徳島・淡路島方面へ出発なんですが、今回のツーリングの目的でもあります、酷道439経由で遠回りです。
キノ指導員からコーナーリングの基本を教わります。 「コーナー入ってるのに体がまっすぐ直進してるから、曲がりにくいんだよ~」
松山から高松へのR439はスピードも乗り楽しかったです、期待した残酷さではなかったR439でした。


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予定より早く、高松の亀岡駅前の一鶴(いっかく)へ到着。


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この骨付きの鶏が最高なんです。 ガーリックやら香辛料でスパイシーなオイルで焼いたやわらかい、ひな鶏としっかりした噛みごたえの、親鶏のチョイスあり。 生ビールとの相性は抜群ですが、今回は残念しおにぎりと鶏ガラスープでがまん。
この鶏のタレにおにぎりをつけるとまた最高っす。

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満腹になって満足な皆さんで、最後の解散ポイント、淡路SAへ爆走します。

前出のインジェクションタイミングから計るデジタル燃料計は問題なく機能し、誤差の無い正確な燃料消費を表示してくれていましたが、燃料使用量と燃料残量の表示切替に、ボタン2つ、つまりSETとRESETを同時に押す必要があります。

これがグローブをしていて同時に押すのが難しい。 ここで、SETだけを1秒以上押すと、燃料消費設定が初期化されて、再度設定しなくてはなりません。 と後で説明書を読んでわかりましたが、途中から燃料消費がわけわからん状態になりました。 SETボタンを単独で1秒以上で初期化はマズいですよね。 せめてファームウェア更新して3秒にしてよ。

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皆さんお疲れ様でした。
解散ポイント(この写真はその前の緑PAかな)で流れ解散となりました。

キノさんはこれからまだ神奈川まで、あくる日に名古屋で用事があるので近隣のビジホまで向かうとのこと。
若いです。

やはり、バイクをロングで乗ると間違いなく身体が蘇ります。 あくる日の通勤時に階段が楽になり、身体もやわらかく、食欲も旺盛! 縮んで見当たらなかった棒もしっかりでした。
by wakaban0925 | 2016-04-12 19:30 | ツーリング・ミーティング

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by わかばん