ワイドバンドコマンダー取り付け準備
2005年 07月 24日
ワードバンドコマンダーを動作させるためには、バイクのイグニッションをONにしたときにパワーを供給する回路・イグニッションコイルに行く点火シグナル・スロットルポジションセンサーから出る電圧・O2センサー・メーター配線が必要です。 そしてUSBポートからパソコンの専用アプリへつなぎます。 これが梱包されていたパーツ、GSX1400の配線図を見ながら、どこから配線を取ったら良いのかを考えます。
最初から接続されていない、O2センサーへのラインをワイドバンドコマンダー本体に接続するようにテキストにありました。
なぜこのラインだけ? と思いつつも、簡単な作業でしたが・・
取り付けでもっとも大変なのが、O2センサーベースの排気管への溶接です。 溶接機を自分は持っていませんので、なんらかの取り付(穴開け)けの方法を考えるか、どこかの工場に頼むかです。 チタンマフラーを発注していますので、チタン素材のセンサーベースをそちらに送ります。 チタン溶接できるところは少ないであろうと思ったからですが・・。 チタンのセンサーベースとメクラネジをミッドウエストさんで買いましたが、やっぱこんな小さな部品でも軽さは格別。 チタンマフラーは今回始めて購入するので、その前にチタンという素材のすごさを手に感じたのです。
右のステンレスベースを今のノーマルマフラーに何とかして付けなくてはなりませんが 溶接に外注する前に、ワカバンはいつも自分で何とかできないか? を考えます。 これが楽しいのです。
まず「コウナン」に行き、O2センサーのネジ径に合うタップを注文しました。 このタップが手に入れば、ノーマルのスチール制テールパイプにドリルで穴をあけ、ネジを切れますので、溶接の必要はなくなります。
耐久性を考えれば溶接が良いでしょうが、ノーマルマフラーはおそらく2~3週間しか使わない予定ですのでOK。
エアクリーナーBOXの後ろにあるカプラーはFIシグナルコネクターで、ここにパワーコマンダーを挟みます。 その後ろにヒューズBOXが見えますが、ワイドバンドコマンダーはほぼこのあたりから配線を取れる予定です。
下手な配線をしてECU(エンジンコントロールユニット)を壊したら高いでしょうし、準備作業に余念の無い毎日です。