クーリングファン付きライディングジャケット安定化電源
2013年 07月 07日
街中の渋滞や停滞の都市高速は反面地獄となるのも、この季節です。
一度真夏に焼けたアスファルトと車両の熱で、普通に走行していてもバイクに付けてた外気温度計が60℃近くなることも。
これはそのファンですが、後ろの腰の位置に二つ吸引用ファンがついて、風をジャケットの中に流し、袖や首の周りから排気します。 これ結構効果大で、トンネルとまでは言わないけど、炎天下じっとしてても帰化熱で涼しいです。
このクーリングファンは電池4本直列なので、6V。 電池の代わりにバイクのACC電源を使うと12V。 モーターに倍の電圧かけると、ちょとヤバイので、降圧しないとなりません。
交流は変圧がコイルで簡単にできるのに対し、自動車やバイクの直流電圧の調整には、安定化電源を利用するのが効率がよいのです。
これは通販でよくあるキットで、ハンダコテを使えれば簡単です。
直流の降圧には、抵抗器を負荷と直列につないでも電圧を下げることはできますが、車の場合はエンジン回転数やバッテリーの状態で電圧が一定ではないので、抵抗器自体の発熱の問題も去ることながら、エンジン吹かせばファンの回転数も速くなるという、気持ち悪い状態になります。
このキットは入力電圧からマイナス2V以下の設計で、ICとコンデンサーで出力電圧を自由に設定でき、入力電圧が多少揺らいでも、安定した出力電圧をキープできるようになっています。
また数Aまで電流が流せる大容量型。
許容電流は小さいですが、車で使える携帯用充電器や、USB電源も電圧の安定のために同様な回路が入っています。
電池BOXには、すでに電池が弱っても電圧を一定にする、安定化回路基盤が入っていて、これには便利なスイッチもついてますので、そのまま使います。
こちらの基盤には高周波パルスを作るトランジスタと恐らくLOを選択したとき、そのパルスを半分にカットして、ファンのスピードを落とす回路ではないかと思います。
電池はもう使わないので、BOXに基盤固定用のビスを立てます。
安定化電源の電圧可変抵抗は一定で良さそうなので、固定抵抗に置き換えてもいいですね。
ただキットに付いてきたICのヒートシンクをどう付けるかの課題を残していますが。
わかばん号の夏がやってきました。