FCR41 to インジェクション

車検がやって参りました。 2年に一度の大掃除でもあります。

わかばん号はご存知の電子燃料噴射装置を昔ながらのキャブレターに交換していますので、このままでは車検は通りません。 黙って知らんぷりしておればうっかりミスで通してくれるかも知れませんが、通らなかった時の処置や、キャブのメンテの意味も含めて交換しておきます。

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KEIHIN FCR41は一応レーシングキャブレターですので、気候やコンディションに合わせてセッティングを行うのに、分解しやすくなっています。

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2年前から約3万キロは走ってますが、この2年間にFCRのオーバーフローで、フロートチェンバーにある、フロートバルブとシートをそれぞれの気筒分4か所新品に交換して、油面を微妙に低く調整しただけで、あとはホッタラカシで、何も手を入れていません。

季節ごとのスロー系の調整や、パイロットスクリューの調整も必要なく、いつもセル一発。調子よくエンジンを回してくれています。 お疲れ様の意味も込めて、車検期間中きれいにしてあげますね。

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わかばん号のFCRには、不思議なホースが一本ついています。 途中でバルブがあり、カチッとFCRにつながるジョイントも付いています。 左側を辿れば、ガソリンタンクの燃料ポンプにリターンホースに、T型のジョイントでつながっています。

燃料ポンプはインジェクターにガソリンを圧力をかけて送るのですが、FCRはキャブレターですのでガソリンは圧送不要です。 いや不要というより圧送すればガソリンがオーバーフローホースから噴き出してきます。

じゃ燃料ポンプを止めて自然落下もありなんですが、燃料ポンプを止めるとメーターにエラー表示が出て、積算距離やODDが見えなくなり、赤いワーニングランプが点滅し続けて気になります。 そこで考え付いたのが、燃料ポンプを稼働させて、FCRの2本ある燃料供給ホースの一方を燃料ポンプから圧送されるガソリン用。 他方をタンクにリターンさせるホースにつなぎますと、常に燃料ポンプから循環しているガソリンを必要な分だけチャンバーに自然落下させることができたのです。 だれもが止めときと助言してくれたのですが、全く問題ありません。 ただ前出のリターン側のホースのバルブを閉めたまま、キーを回すとエンジン下より多量のガソリンが噴水のように噴き出します。 

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燃料圧送側のホースには燃料フイルターを噛ませていますので、一度もゴミや錆の問題もありません。 このフイルターも新品に交換ですね。

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FCR化の時に、スロットルポジションセンサーを噛ませないと、スロットル開度を大きくした場合の自動進角ができないので、加速感が鈍ります。 FCRキャブで燃料の調整はアナログになっても、電子制御エンジンですからECUは当然生きていて進角機能を使うために、FCRを加工してポジションセンサーをつけています。

ビニール袋には、使わないインジェクターを4本入れてECUが異常を検知しないようにしています。 これをしないと、またエラー表示がでますから。

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これがFCR用のマニホールドです。 ワンオフ品となります。

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このボルトは通常+のテーパーヘッド型なんですが、柔らかいのでナメやすく。 できれば毎回交換です。 前回はヘキサゴンレンチ用でテストしてみました。 この部分はエンジンの熱とエンジンブロックと違う種類の金属のねじでは、微弱な電位差が起こり腐食が進行しやすく、固着してショックドライバーをよく使うことになります。 しかし、今回のステンレス六角レンチ用ボルトでは、2年後もきれいに緩みました。

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シリンダーヘッドのインテーク側をきれいにし、ゴミやパッキンが残らないようにします。

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純正のインシュレーターを取り付けます。

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テーパーボルトはステンレス製の+です、 実はヘキサゴンボルトはマニホールドではよかったのですが、インシュレーターでは肉厚が薄く、ボルトをカットしないと締めきれないために20㎜に交換しました。

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スロットルボディー装着します。 しかし装着する前にスロットルケーブルを取り付けておかないと、スペースがなくて厳しいです。

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エアークリナーをそれぞれの気筒に付けていきます。

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サイドカバーを戻して終了。


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車検準備が整いました。

ただヨシムラストレートは若干騒音でパスしない可能性もありますので、ノーマルマフラーに交換ですね。
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by wakaban0925 | 2013-06-23 17:35 | わかばんの簡単講座・その他 | Comments(0)

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