人気ブログランキング | 話題のタグを見る

GSX1400用クリップセパハンに挑戦

横浜のSOUP-UPさんに行った時に、GSX1400用ハンドルポスト付きTOPブリッジの試作品が転がっていたので、「これは何?」

「大阪の女性GSX1400乗りが、わかばんさんのBlogで見たTOPブリッジにバーハンドル付けたいとオーダーしてきてサー」

「それサ~。 ハンドルポスト用ボルトを裏で固定できないでグラグラするからさ、作り直して納品してサ~」

確かに裏を見ると、初期隼タイプで設計したTOPブリッジのまま削られているので、ハンドルポスト用ボルトを固定することは困難です。

「これ頂いてイイですか?」と失敗作でも美しいTOPブリッジを無理矢理持ち帰り、折角の美しいアルマイト前のアルミなので、mixiに写真アップしたら。

これセパハンのTOPに使えますねと悪魔のコメントが・・・。

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_935752.jpg
ほんじゃと、また横浜行って、SOUP-UPさんに「46mmのサイドタイプセパハン売って!」

デイトナからも46mmのセパハン売ってるけど、これは倒立サス用。 黒のアルマイトで格好良かったけど、折角だか汎用タイプでも同じSOUP-UPさんの46mmに!

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_936326.jpg
SOUP-UPさんのハンドルは先端がテーパー(特許)になっていて、前後左右14度の角度で好きな位置にハンドルバーをセットできます。

さらに、サイドタイプのセパハンは、当然前後左右にクリップの位置を自由に設定できるので、さらに自由度がアップします。

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_9361597.jpg
レバーやミラーやブレンボセミラジアルのブレーキフィールドタンクやメーターへの干渉を懸念していましたが、なんかメチャ簡単に収まりました。

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_9362778.jpg
左右のセパハンを組み込んで見ますと、隼タイプのスペーサーの無い一番低いポジションより1グリップ低くなり、タンクに干渉しないようにセットすると、少し左右を広げる感じになります。
(ただし、SOUP-UPの3本ボルトアンダーブラケットのステアリングストッパーでのポジションでハンドルロックぎりぎりの位置なので、ノーマルのアンダーブラケットの場合はさらに広げないとタンクに接触します)

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_9363797.jpg
そもそも当初、なぜ隼タイプのTOPブリッジ直づけセパハンにしたかと言いますと、GSX1400のヘッドライトステーはフロントフォークに固定するゴム付きブラケットがフォークにはまっていて、ヘッドライトの位置が固定されています。 だからアンダーブラケットとTOPの間に何も挟み込むことはできません。

そこは、わかばん号。 ヘッドライトステーを別注しましたので、これでクリップオンハンドルのようにフォークからでも使用できるようになっています。

ヘッドライトステーは、このようにヘッドライトの位置が上下に調整もできて、とてもカスタムな感じになります。

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_9365126.jpg
完成しました。 スタンドかけた状態でのポジションは最高! さらに前傾姿勢になり、自分の身体に合っています。

ノーマルハンドルが遠く感じる方には、前傾姿勢がきつくなりますのでオススメできませんが、ノーマルで直立すぎて風圧が厳しい方や、シートをどう工夫してもお尻が痛いかたは、体重を両腕に分散できてイイかもしれません。

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_9365991.jpg
次の日の伊勢行きでインプレとなります。

奈良県の針TRSに11時集合。 ブルパパ來々軒のお昼ツアーです。 

針までは阪和道-西名阪道と高速域でポジションを確認しますと、風圧で胴体に揚力のような感じを受けてとても楽ちん。 上半身の体重が軽く感じるのかお尻も両腕も快適。 これ以上ないポジションかもしれません。

集合場所には、長老と会社の同僚お二人が。 ゆずさんも車で出かける前にセパハンを見に来てくれました。 ありがとうございます。

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_93789.jpg
道の駅飯高まで少しペースを上げて向かいます。 コーナーやブレーキングでも、特に姿勢問題はなく、コーナリング時にはより一体感を感じることができます。

つまり、ワングリップ下がり、だいたいワングリップ前に遠くなった分、タンクを抱きかかえるような変化を感じます。

外からみてもあまり変わらないかも知れませんが、目線も下がり路面に近づいた感じになります。 ほんの1~2センチのディメンションの違いは、あまりにも大きな変化となって現れます。

GSX1400用クリップセパハンに挑戦_a0001020_9371985.jpg

ブルパパの來々軒で、美味しいあっさり塩味ひじきラーメンと半チャーハンを頂いて、遅れて来たのぶりんさんと合流して、高速で帰阪しました。 

2日前に東京-新潟-佐渡-大阪を走って、また伊勢往復。 普通ならお尻が音を上げる状態ですが、まったくお尻は無事。

ただ、今まで使っていない背筋の一部に若干の筋肉痛か。

また、進化した気分です。
by wakaban0925 | 2010-11-23 10:00 | スペシャルパーツ

GSX1400 Explorer


by わかばん