2灯HIDと忘年会
2009年 12月 08日
通常のハロゲンを含む電球は、フィラメントに電気を流すときに生じる抵抗で、発熱・発光させるのですが、HIDはDischarge(放電)させて発光させる仕組みということです。
放電と言えば、雷や稲妻ですね。 原理は同様なようです。
車用でも、オートバックス見に行くと、2灯用で8万円とか。
そこで、リスクを取るのが自分のスタイルですので、オークションで品物を探してみると、1万円を切るものもあり、その価格差に呆然。
保障や修理のリスクをとっても安い方が良いし、といっても少し安心できる値段というのを、2灯で3万円前後とし、商品を検索しました。
結果。 有名なフィリップス製?? いや。
フィリップス・マテリアル
フィリップス・テクノロジー
フィリップス・パテント・ライセンス??
フィリップス製ではない、ややこしい、4輪用H4の怪しい商品を落札。 3万円弱。
説明書は、フランス語と英語。 少し黄ばんでいるので、かなり長い時間在庫として眠っていたようです。
HIDバルブがハロゲンバルブの代わりに入って、ヘッドライトにフィットするのか?
入らなければ、まったく無駄な買い物になります。
5年前に初めてHIDをGSX1400に入れたとき、これも4論用だったのですが、HIDのHI/Lo切り替えのソレノイドのデッパリが入らず、ヘッドライトの後方に穴を開けました。
そのころよりかなり進化したようで、ハロゲンバルブとほぼ同じ寸法となっていますので、ぴったりはいりました。
日本の輸入元の保証書がついているので、この時点で故障していたら返品できます。
完璧にバイクに取り付けてから点灯しなかったら、HID自体よりもその作業にがっくりきますから、絶対に電装品はテストしてから取り付けます。
完璧に点灯しました。 12000カンデラは強烈です。
バイクにはご存知のように、ハンドル周りにバラストと言う安定器を置くスペースがありませんから、通常バラストとイグナイター(HIDバルブ)との配線距離が長いのです。 その為に、シート下に通常バラストの設置が可能です。
しかし、4輪用は、バラストから発生させた数万ボルトの電圧を損失少なくイグナイターに送るために、HIDバルブとの距離が短いのです。
特別なエクステンションケーブルでも購入しないと、大きなそれもデュアルですから2つの重いバラストをシート下に追いやれません。
そこに、2つの重いバラストを固定。 ただ、シリンダーヘッドに近いのでエンジンの熱が心配ですが、走行中は風が通るし、バラスト自体の作動耐熱温度が150℃とかあったので、通常の使用には耐えるでしょう。
通常バイク用やフォグランプ用HIDは35Wなんですが、今回は55W×2. かなりバルブの光量は多いのですが、大きなシングルヘッドランプより圧倒的にリフレクターの面積が小さいので、効率が悪いかも知れません。 しかし。 満足です。
今日は、この後17時から大阪市内でclub1401関西の忘年会開催です。
飲み会好きな自分は楽しみでしかたないのですが、今年から大阪に単身赴任のA氏や、毎年忘年会に信州から顔を出してくれるK氏。 それに今回は自分しか参加を知らされていない、神奈川のH・S両氏も参加。
総勢14名となりました。
楽しい、忘年会となりました。 信州・神奈川勢参加ありがとう! また、来年もよろしくです。
さて、日が変わり、今日はわかばんガレージです。 飲み会の次の日ですが、胃薬とウコンで体調はすこぶる良好。
昨日取り付けたHIDの試運転も兼ねて、本日の関西チームとの集合場所のUKフードを目指します。
途中、高石の白バイ基地があるのに、皆ビュンビュン走ります。 関西のクーリー号が一等賞でした。
今日のわかばんガレージは、長老のHID化。 お察しの通り、わかばん号に付いていたHIDをお譲りしたのです。
中部のぶんたさんが詳細のレポートを上げてくれていますので、わかばんガレージは次のリンクを参照してくださいね。
スズキワールドな日々
デュアルヘッドランプ化は無事終了です。
今年のカスタムはここまでかな。 来年は外観を主にやっていこうと考えています。
まだやるんかい! と聴こえてきそうな感じですが、カスタムには終わりがありません。