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関西淡路島と中部平日ミーティング

【関西淡路島ツーリング】

恒例のclub1401関西公式淡路島ツーリングです。

今日は8時半前後のタコフェリーで明石側から淡路島に渡る予定ですが、明石海峡大橋が5分ほどで渡れる時代にフェリー乗船車両が増える訳なく、減便につぐ減便でさらに利用の低減に拍車がかかっているようです。 当日その時間の便が1時間に1便しかないようで、バイクのスペースが心配でしたので、幹事よりその前の便で淡路島に渡る指示もでています。 少し寝坊した自分は、時間が読める陸路で明石海峡大橋を渡るようにNAVIをセットして、ゆっくり出発することにしました。

数年前まで、淡路島へ我がわかばんガレージからほど近い泉佐野の港から、中型フェリーを南海電鉄のグループ会社が運航していましたが、このフェリーは廃航となってしまいました。 このフェリーは約90分。 本格的な旅情を味わえる航路で、軽く仮眠もできて自分は好んで使いました。

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さ! 今日は何台集まるのかな? わかばん号をわかばんガレージから出し、始業点検! メッツラーZ6タイヤは北海道を含めさすが良く持ちましたが、そろそろ交換時期。 重い荷物と体重、、それに直線の多いツーリングのせいで、フラットに減ってしまっています。 次も同じタイヤでバージョン違いのインタラクト?にしようと思います。 他のメンバーの評判も良いようです。

今日は日帰りですので、荷物はシート下の雨具と工具だけ。 テールボックスは取り外して、すっきりしました。
また、ヨシムラストレート(盲腸摘出済み)にあわせて、FCRのパイロットスクリューを六分の一締めて薄めに振ります。
パイロットスクリューはアイドリング周りの燃料を調整するのですが、意外と4000回転までのエンジンフィールに大きな影響があります。
そのような回転域はスロージェットやスロースクリューの守備範囲なんですが、パイロットスクリューは微妙な味付けに使えます。
これが、面白い。

気温・湿度・高度・ハイオクガソリンの銘柄など、全ての条件でエンジンフィールが変化します。 それにFCRを調整する。 コレ醍醐味と申します。

オイルドレインボルト穴をナメて交換したオイルパンからのオイル漏れもなしです。

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アッと言う間に集合地点に到着。 まだ誰も現れていないようです。
しばらく、トイレ行ったり、ウロウロしたりしてましたが、腹減ってきたので近くのコンビニまで移動して、早朝から暖めたヤキソバロールとコーンスープで腹ごしらえ。 さすが11月の早朝は寒かったので、これで暖まります。

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引き返してみると、すでに先発のフェリーで到着したメンバーに合流。 挨拶して、雑談していると8時半の便で幹事と長老が到着。
今日は横浜から転勤してきたアオさんの歓迎ツーリングです。 信州から青影さんも到着。 彼は明日開催予定の中部ミーティングにも参加予定。
実は、この時点で明日の月曜日有給休暇取得していまして、中部にも参加を企てていたのですが、誰にも言わないでおきました。 やっぱり中部地区初めての公式ミーティングが開催されるのに、お祝いに行ってびっくりさせないとね。 その後自分がビックリするハメになるんですが、それは後半のレポートで!

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さて出発です。 今日はいい天気! 気温もそこそこ上がってきて、防寒に着ていたカッパもしまって、皮ジャケット一枚で走行。
青影さんが、必殺走行写真取り。 写真素材一部加工して使わせて頂きました。

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淡路島の良いところは、この南国の気分に浸れる風景とい気候。 わかばんガレージのある岸和田からは対岸として見える島なんですが、別世界。
13台のGSX1400が行儀良く走行していきます。

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途中休憩。
コションさんのブレーキランプがつきっぱなしなのが発覚!
フットブレーキスイッチのプラ製ボルトがおそらく移動して、スイッチが入った状態になっていたのでしょうか。
応急的に、バックステップのブレーキスイッチ用のスプリングが入っている穴の位置を変えて、ブレーキランプが消えるところに移動。

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再び出発! 淡路島の大阪湾側を南に下り本日の昼食場所である道の駅うずしおを目指します。
淡路島の南東サイドは道がこんなに良いのに、生活幹線道路が内陸側にあるし、高速道路も南北に走っているので交通量が著しく少ないのが快適です。
この区間が大好きです。

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道の駅うずしおで、昼ごはんとします。
「びっくり丼」2600円? 量でビックリと思ったんですが、値段にビックリという結果になりましたが、ま~刺身どんぶり定食でんな。
以前訪れたときは、おなかもいっぱいでビックリしたんですが、少し物足りなさが残り、ふかし金時芋1本とソフトクリームを追加で食べてしまいました。
他の数人は、外で淡路牛ハンバーガーを追加で食べたりして。 食欲旺盛おっさん達です。 自分もか・・。
青影さんは明日の中部ミーティングに向かう為に、ここで離脱。 ケンボーさんも高速で大阪に戻ります。

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残り11台は今度は瀬戸内海側を北上します。 淡路島の西側は交通量も多少多く、ペースは落ちますがガマンして、野島というところから今度は大阪湾に向かって峠を越えるコースがあり、ここでハリキッテ走ります。

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気持ちいい峠を越えてから、淡路IC手前で集合。 ここから解散となり各自高速でバトルしながら帰宅するのでした。
横浜からのアオさん歓迎ツーリングでしたが、どのように歓迎したのかわかりませんでした。 しかし、また来週も来たいと言って頂き成功だったと。

その後、阪神高速に入るべく第二神明道路を大阪方面に向かっていたら、やたらホーンを鳴らすネイキッドバイクが対向車線を走って行きました。
トトム氏が嫁の呪縛から昼過ぎに解放され、鉄砲玉として飛んで来たようで。 着弾ならず! 残念。
また、行きましょ。


【中部平日ミーティング】

今日の第一目的地はGSX1400中部平日ミーティング集合場所の愛知県豊田市郊外の道の駅どんぐりの里いなぶ。 

club1401としては中部には支部がまだありません。 一昨年、club1401北海道が立ち上り、同時にclub1401信州もステッカーを作り。 生産終了してから更に人気が出来てたように感じる基本不人気車であるGSX1400です。 

中部地区もGSX1400いるはずなのに、平日休暇のオーナーさんが多いようで関西メンバーが三重県あたりでミーティングしても参加できなかったようで、今回初めて中部地区のオーナーさん発公式ミーティングとして、掲示されました。

なるほど、平日に走るというミーティングもありですね。 club1401としてではなく、地元オーナーとしてのミーティングに祝電の代わりに参加表明しないで参加も良かろうと企みました。

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早朝5時半。 昨日の淡路島一週。 心地良い疲れとケツの軽い痛みを引きずりながら、わかばん号をまたガレージから出して。
軽く磨き。 チェーンオイルがはねて付いたアンダートレーもワックスをかけ。 エンジン始動。

ヨシムラストレート管は、テーラーメードアンダーベリーに比べれれば、ほんと静か。 こんな早朝の住宅地でもエンジン始動にあまり負担を感じません。
これが、アンダーベリーサイレンサーだったら、大通りまでバイクを押して行くことになるでしょう。

エンジンはすこぶる順調。 オイル交換もし、チェーンの引きなおしもしたので、スムーズにそしてパワフルに加速していきます。

エンジンも暖まってきた近畿自動車道。 東海道新幹線の高架下付近で突然エンジンストール。 加速しないどころかエンジンブレーキがかかります。

100Km/hアルファで快適に飛ばしていたのに、少しメーターやヘッドライトが暗くなった後に、エンジンストール。 ここは冷静に。 まずクラッチを切って安全に停車できるところまで慣性で走ります。

300mほど走った新幹線高架下で非常停車帯発見。 飛び込みます。

ヘッドライト等は付いていますがエンジンがスタートしません。 そして、若干シート下からビニールの焦げたにおいが・・・。

「参加表明してなくってよかった」
「これは名古屋に向かうな。という神のお告げか」
「レッカー呼んでもわかばんガレージまで40Kmはあるぞ」
「最初の10KmはJAFは無料だけど、残りの30Kmは400m100円だから・・・え~と」
シート外してもまだ日の出前で真っ暗
「何も見えないな~」

ごそごそしていると、突然2本の導線が電熱線のように赤く光ります。
「やばい! 火災がおこるぞ!」

とにかく、その赤く焼けている導線を引きちぎります。

目が慣れてきて街灯の光でよく見ると、バッテリー直付けのシガーライター電源取り出し口への導線が、ショートしてビニールだ溶け、さらにその先端がバッテリー端子の+に接触してさらにショートしたようです。

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すこし、空が明るくなるのを待ち。 焼けた部分を切断し、エンジンスタートを試みますが、反応なし。 でも、ライト等は生きています。

「あ~これはイグニッション系のヒューズ飛ばしたな。」
ヒューズボックスを開けます。 イグニッション系の15Aヒューズを取り外し、街灯にかざしてみると、完全に断線しています。
「よかった!」

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なぜ良かったのか。 ヒューズボックスには予備ヒューズが必ずあります。 それと入れ替えれば。
キュルキュル・ブオ~ン

エンジン始動!

さて溶解した回路で何が使えなくなるの?

NAVIでした。

NAVIは充電式で電源なくても使用できます。 しかし、充電池が終日持つとも思えませんので、セーブしながら使います。
知ってる道では電源OFF。 到着予想や知らない分岐点前に電源ONです。

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改めて神は名古屋に行ってもよろしいとのお告げと思い直して。
「もし、あのペースでバイク走らせていたら、何らかの事故に巻き込まれていたので、神が私をお止めになったんだ。」
と都合の良い解釈をしながら御在所SAに到着。 ちなみに、私の神は太陽の神アラーですが。

今日は一人です。 そして、業務車やトラック多いです。 当たり前ですが平日です。

岸和田から西名阪・名阪国道・東名阪経由で御在所SAに1時間半程度。 今日は名神草津経由で遠回りしたし、途中トラブルもあったので2時間。
同じような時間ですかね、どちらのルートも。

伊勢湾岸道で名古屋港の上空を飛ばしていても、通勤の車が多く皆さんTOYOTAさん関連ですかね。 自分は有給で走っています申し訳ありませんな。

名古屋から遠ざかるルートに入ってからは、車は少なくなりいつの間にかNAVIに従って一般道へ。 
高速降り口の信号でGSXらしきネイキッドに遭遇。 
「ここで見つかったら意味ないやん」
と、黄色線をビュンビュン先行車を抜いて逃避。

一人なので追い抜き追い越し数十キロ。 集合場所の 道の駅どんぐりの里いなぶ 数キロ手前で給油して、こっそり道の駅に向かいます。
コソッと端から様子をうかがいますが、すでにバイク軍団が1グループ。
「ここは驚かせないと!」
ジャ~ン! と登場。 エンジン軽く吹かします。

違うグループでした。

反対側にコソッと移動して停車。 時間を見るとまだ集合まで1時間。
「そりゃそやな」「今のうちに配線もう一度見ておこおう」
ニッパで再び焼けた配線をきれいに除去。
「しかし、自分のブログでヒューズ付けないと火災の元とか書いてたのに」
「自分がヒューズ付けてないからこんなことになるんや」
結果オーラとして、楽観的に考えるといい教訓になったと言うことで。

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とか考えていたら、いきなりホーンを「プップッツ」と鳴らされます。
「見つかってしもた!」
待て! 横浜ナンバー? それもノーマル2本出し。 これは全国探してもOTTOTTOさんのみ。
「何してるんですか?」「お互い!」
考えることは皆同じ。 中部のミーティングに関東代表として顔出し。
OTTOTTOさんのもっと偉いところは、この集合場所で見送りだけ、その後帰途に着き一般道で浜松へ向かうのでした。
ミーティング参加ではなく、顔出しだけ。 「えらい!」
自分は、ミーティング参加組。 それも食欲旺盛でうまい「そば」狙い。

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トイレに行っている間に、今回の幹事のひとぼんさん到着。 ビックリ! してました。

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ケンゴ氏到着。
横浜からのOTTOTTOさんの存在にビックリしてましたが、手を振っても自分にしばらく気付いてくれず。
「なんやこいつ!」ちょっとシバイたろか。 と思った瞬間。 気付いたようで。
ひっくり帰りそうな驚きよう。 よっしゃ堪忍したろ。

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昨日お会いした青影さんとも再会。 「なんで?」という顔。
見る見る台数が膨れ上がります。 合計13台。 平日なのに。

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紅葉が始まった どんぐりの里。 郊外は地平線近くまで空が広く、とても気持ちが良いものです。
ところで、ここの自動販売機。 大阪弁しゃべるんですわ。
「おおきに~」とか「いらっしゃい~」とか。
大阪府下にこれ置いたら、ボコボコにされるやろな。
愛知県では大阪弁もこのケースで言えばジョークの範疇か。
でも、大阪では「なんで自販機に大阪弁しゃべらせるねん!」で終わりやな。
でも、大阪人は、大阪弁の風邪薬コンタックカプセルは許すんだよね、こりゃ。
分析すると、大阪のボロがでそうで、やめとくわ。

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マッタリしたあとで、目的地そば屋に向けて出発します。 とてもいい道です。
クイックでもなく、だらだらでもなく。 1400と息が合う道とでも申しましょうか。

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大きな大きなヘヤピンカーブの内側にその「おにひら」がありました。
お昼時は過ぎているのに店内は混み混みです。
13人は同時に無理だろうと思っていたら、テラスがあるそうで。
バイク乗りにしてみれば、店内なんて似合わない。

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そのテラスです。
「ご注文は?」
「わかばんさん、ここに来たらコレ食べないといけません」とケンゴ氏。
青影さんも「おにひら」を注文。
どうも、もりそば3人前だそうです。

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じゃじゃ~ん。
写真で取ると実感あまりありませんが、割り箸は普通のサイズです。
そばつゆも3人前。
ここのそばは本物です。 「うまい」
また、つゆがシッカリしてて、最後まで薄くならない。
3人前と言えば、正直味としては飽きますが、おなかは八分目です。
完食後[まだハンバーガー食えますな!」と青影さんと同意見。
でも、今日はこれくらいで勘弁しといたろか。

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その後、信州メンバーと別れ、中津川市の木曽川沿い 道の駅賤母で休憩。
中央道中津川ICまで下道で行き、中央道に乗り多治見ICで中部軍団と別れて大阪への帰途に着きました。

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わかばんガレージに戻り、片付けていたら、何かお尻に違和感が。
「ガビ~ン」ナンバープレートがついてないヤンケ!
アンダートレーの幅と日本の二輪用ナンバープレートのボルト穴がまったく合わないので、アルミのステーでぶら下げていたのに、そのアルミのステーが金属疲労で断絶。
たぶん、多治見ICと岸和田の間のどこかで落ちてるんだろうな。
次の日、東京でバイク屋に再発行の依頼と秋葉原の交番で紛失届け提出。 車検証・強制保険証・紛失届け受理番号で再発行。
でも、22日のライディングスクールに間に合うか! こんな時もアラーの神のおおせの通りに、ライディングスクールで転倒するから、見学にしておけか。
by wakaban0925 | 2009-11-09 17:34 | ツーリング・ミーティング

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