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強化スプリングとインナーチューブ

北海道から帰ってきたら、イギリスから数ヶ月前にオーダーしたインナーチューブと強化スプリングが。

オーダーしたのも忘れるくらい長い間かかりました。 個人輸入はWEBサイトでのオーダーで多少リスクはあるけど楽になりましたが、この手の通販サイトはオーダーを受けてから部品メーカーに発注するし、部品メーカーも発注受けてから作るパーツもあるようで、平均2ヶ月はかかります。
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チタンコートチューブもあったんですが、高かったのでゴールドをオーダーしました。

Replacement Fork Legs - GSX 1400 - Gold Nitrite
£ 335.00
ゴールドナイトライト ナイトライトは直訳では亜硝酸ですが、関係は勉強不足で不明です。 しかし、ストックのメッキチューブと比較して、つや消しに見えます。 よく観察してみると、シリンダーにもあるようなホーニング加工と思われる細かなラインがあります。

ホーニングとはあえて金属表面に微細な傷を付けることにより、その傷にオイルが付着してオイル切れを起こしにくい加工を言うようですので、そうだとするとフロントフォークのフリクション(摩擦抵抗)が低減さらえ、乗り味に影響がでるでしょう。 値段は今円が強いので国内でフォークへチタンコートに出すより安いと思います。

また Heavy Duty Fork Spring Kits
£ 62.50
国内で手に入るWP製でもHYPERPRO 製でもない、メーカー不詳のスプリングは見るからに強力です。
値段も1万円前後で、国内より安いはずです。

フロントフォークは先日OHしたばかりで、不満は無いのですが、ハードなブレーキング時に自分の体重では少しスプリングの腰が弱いように思います。 そこで、欧米のライダーに近いかそれを超える質量の持ち主でありますので、彼らの喜ぶスプリングはいかがなものか楽しみです。

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今わかばん号は車検のために不在ですので、家にあったK6のフォークを分解して、インナーチューブ交換に問題ないか調べました。

最近わかばんガレージではフロントフォークOHを何台もやっているので、随分慣れてきまして、1人でもできるようになりましたが、K6のフォークは分解すると、別物だったのでご紹介しておきます。

まず写真の解説にありますように、ダンパーユニットが違います。 またオイルロックも黄色になり形も違います。 この辺は問題ないのですが、スプリングを押さえ込む部品(白いもの)が金属から樹脂のようなもものになっています。 軽量化? には貢献するのでしょうか。 進化? いやコスト圧縮で利益を狙っています。

性能には問題なさそうですが、見えないところを磨きこんでいないとか、倹約体制がうかがえます。 メーカーですからしゃーないですが。

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顕著なところでは、フォークキャップ。 K5とくらべてこれも軽く貧弱になりました。 K5のキャップは重くて品質を感じるパーツだったのに、貧弱になりました。 でもこれも軽量化?

でも、ダンパーユニットを外すのに、特殊工具の黒い長い棒を使わなくてもレンチだけで外せるようになりましたのは進化ですね。
by wakaban0925 | 2009-07-29 20:51 | スペシャルパーツ

GSX1400 Explorer


by わかばん