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北海道2009・上陸前日

今年も北は北海道の北見市のキタさんをたずねて~と(北4連発?)。 昨日まで東京で仕事でしたので、金曜日午前10時半の関空行きに搭乗。

前線の影響で揺れが予想されていますので、機内サービスはフライトアテンダント保護のためキャンセルさせていただきます。 と言うことで、荒れ模様のお天気。 大阪の雨雲レーダーを見ても、岸和田出発する夜9時前後も雨の模様。

このような時は、雨を楽しむ方法を考えます。 それは後ほどご紹介するとして。 岸和田に到着しました。

関空から南海空港線で約10分強、岸和田は便利ですね。 わかばんガレージを開催しています実家は駅から4分。 こりゃまた便利な距離です。

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お昼食べてからサイドボックスフレームを組み立てます。 夜9時頃舞鶴港に向けて出発し、午前0時半出航の小樽行きフェリーに乗りますので、8時間ほど準備に使えます。

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去年と同じ条件で、トップケース用のアルミラックと、サイドボックス用フレームを付けてみると、ノーマルのタンデムステップのマフラー用ボルト穴と合いません。  このようにワッシャーをかませて無事取り付けました。
GSX1400のパッセンジャーグリップバーを取り外して、その取り付け穴左右2箇所を利用してリヤキャリアを取り付けますが、昨年リヤキャリアとサイドボックス用フレームをドリルで穴を開けてつなげたときと違うようです。

昨年気づいたことがありました。 大容量サイドボックスはトップケースより低い位置にあるので、バイク自体の重心を考えると、トップケースより重いものを入れても平気なイメージなんですが、逆です。 両サイドボックスに重いものを入れると、ハンドリングに悪影響がでます。 風の抵抗ではありません。 フレームがよじれるのでしょうか、まっすぐ走るのも高速コーナーもバイクの挙動が遅れます。 トップケースに重いものを移動して、サイドボックスを軽くすると、元のGSX1400の乗り味が戻ってきます。

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トップケースは無事付きました。 結構重いのもを入れますと多少上下にしなります。 でも、完璧にバイクと重量物が微動もしないようにシンクロすると、バイクが上下左右に動く初動で100%の重量がバイクに伝わります。 しかし、マウントは多少柔軟なので同じ重量でもソフトに伝わり、ハンドリングが容易になります。 リアシートに60Kgの人間を乗せるのと、60Kgの鉄の固まりを載せるのでは全くバイク自体に与える影響が違うのと同じです。 もちろんトップケースの中でもバイクの左右回転重心軸に近くなるように重いものはできるだけ前方の下が良いようです。

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フル装備完了。 左右LEDポジションランプは豆球を取り外し自作したもので、きれいに光ります。 少しカプラー部分で断線があったのでハンダ付けで修理。 サイドボックスは昨年より少し後ろにシフトして、バイクを大きく見せることに成功しました。

このサイドボックスはドカ用なんです。 ヨーロッパのスタイリングです。 当然マウントフレームはGSX1400に合うわけがありません。 そこで、GSX1400用フレームに、ドカ用サイドボックスマウントを取り付けてドリルで穴を開けてボルトで固定しています。

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雨です。 出発です。 NAVIでは岸和田舞鶴港2時間半。 途中給油も考えると少し早めに出たほうが良さそうです。
新日本海フェリーの出航は日が変わって土曜日の午前0時半ですが、乗船開始はたぶん23時。 乗船手続きを考えると22時半には舞鶴港には到着したいので、20時半には出発します。 

出発しようかと用意していたら、今回の北海道に同行するハーレーのS氏とGSX1400のYさんからメール。 第一回というタイトルついてます。 何が第一回? と思って開いたらジョッキでビール飲んでる宴会写真。  彼らは、大洗港から商船三井フェリーで一足早く夕方出航し、苫小牧を目指しています。

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最初に快適に雨を楽しむと書きましたが、新兵器を今回使います。
それは、クーリングファン2個付ジャケットです。 これは背中の腰にあたりにある2個の電池駆動のクーリングファンが毎秒20Lの空気をジャケット内に送り込み、発汗を水蒸気に変え気化熱で体温を冷やすもの。

実際ONにすると、首の部分や袖から生暖かい空気が出て行き、体がかなり快適に冷えます。 実際雨の中で、このジャケットの上にカッパを着込んでスイッチを入れましたが、すこし吸入口を塞がれて空気の流量は減るようですが、快適です。

出発前の精神的緊張での発汗や信号待ちのあの不快感がほぼありません。 雨でも楽しく快適に走ることができました。 実際山間部では寒くなったので、電池ボックスの電源切りましたが。

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舞鶴港に予定通り22時半に到着。 出航2時間前ですがバイク多いっす。 50mくらいのラインの4列目の後ろ、バイクの平均全長が2m弱とすると、ぴったり並んでいるので1つのラインが約30台。  乗船手続きにターミナルに入りますが、ここでも銀行のATMのような行列。
ここでもクーリングファン付ジャケットのファンをONにしたら、すぐに快適に! こりゃやめられませんな。

乗船時刻の23時には5列になったので150台ほど、もっとあるでしょうか。 フェリーはまなす、はバイク用のスペースがデッキに別に50台ほどあるようですが、今回は四輪用スペースに直角にズラーと並べます。 
11時に乗船が始まり、カッパをデッキの網棚に干して船室へ入り、すぐ風呂入り缶ビールです。
あー至福の時。 これがあるからフェリーの旅は最高っす。 すぐに睡魔に襲われ熟睡しました。
by wakaban0925 | 2009-07-18 00:20 | 北海道シリーズ

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