他車種用としては国内で販売しているのに、なぜかGSX1400用が売られていなかったスプロケを、こりゃまたe-Bayで見つけました。
今日はわかばんガレージの日で、特に作業予約が入ってないので、わかばん号のスプロケ交換とリヤブレーキパッドの交換を行います。
わかばんさんのGSX1400はノーマル部品探すの難しいくらいですね。 と皆さんに言っていただき。 内心ほんまや~・・と思ったり、自分自身に呆れたりするのですが。 ふと目に付いたのがリヤスプロケット。
実はアルミシャンパンゴールドのスプロケットを購入していたのですが、ウイリーのスイングアームに変えてからアクスルシャフトの固定ナットが大きすぎて、車載工具はもちろんそのへんで売っているBOXレンチでは対応できず、ズルズルと交換を先延ばしにしてきました。
欲しかったスプロケをイギリスから郵送して頂いている間に、38mmBOXレンチをこれもネットで注文しました。 ところが、実際アクスルシャフトのナットは37mm! フロントショックの時もそうだったのですが、大きな口径の工具の寸法は定規ではかったらダメです。 ノギスいります。
仕方ないから、42mmまで広がる精密スパナとプラスチックハンマーでボルト緩めます。
アクスルシャフトを抜き、後輪を取り外す前に、リヤブレーキキャリパーを完全にフリーにします。 ブレーキホースはそのまま外さないで作業できます。
後輪が外れたら、スプロケットを外しにかかります。
PVMホイールは、純正ホイールはナットでスプロケをとめているのに対し、19mmステンレスボルトです。
ハンマーで軽く叩いて慎重に緩めていきます。
後輪が外れたら、今まで手のとどかなったスイングアームの内側など、きれいに磨きます。 アルミバフがけスイングアームは、アルミ地独特の汚れかたで、ガソリンで軽く拭いて、本来はコンパウンドで磨きます。
スプロケットを固定しているボルトも、ステンレスですがおそらくチェーン辺りからの鉄粉やオイルが付着し、雨で錆びが浮いていますので、リューターにコンパウンドを付けて磨きこみます。
こういう時でないと、ボルトなんか磨こうと思いませんので、重要な作業です。
折角ゴールドのスプロケなので、ボルトも化粧直し。 タッチアップペンは速乾性で使いやすく、このような使い方にはぴったりです。
平面に塗るのは難しいです。
SUPERSPROX-TRI-METALスプロケットを取り付け、規定トルクで絞めます。
次はリアブレーキパッドの交換作業。 外観はある程度ゴールドに光っていますが、中はブレーキダストでコテコテです。
新品パッドの鳴き防止プレートはステンレスで、パットとの間にクッションのようなものも入っており、なかなか高品質です。
古いパッドは3分の一は残っていますが、ま~ブレーキは危険回避に重要な部品ですから!
取り付け完了です。
凛々しい姿になりました。 このスーパースプロックス・トライメタルはアルミスプロケより重いのですが、耐久力は格段に違うような気がします。
今日はわかばんガレージオープンの日でしたので、駐車場では歓談が続いていました。
初参加のGSX1400が3台。 うち2名は初顔合わせです。
暇な週末があれば、GSX1400の集いで情報収集したりツーリングの計画を立てたり、輪が広がっていけばいいですね。
フロントフォークのオーバーホール希望が多いので、今後その機会を広げていこうと思います。
高圧洗車(本格的なものではないですが)装置もあるので、洗車に来られるだけでもOKっす。 皆で楽しみましょう。
皆さんのご質問に、わかばん号をガレージにどうやって入れるのかが多かったので、特設クレーンの使い方をご覧いただきましょう!
まず、駐車場から車載用アルミラダーに乗り上げて、前輪をスタンドの中に入れます。 そうすると自立します。
ガレージに入れるときは楽です。 でも、出すときはこの体制から自分の体重と反動でバックで登ります。 90Kg以上の体重は絶対必要だと思います。
次にこのような部品を用意します。
クレーンのフックを直接ラダーに架けてもいいのですが、バイクは重いのでワイヤーを頻繁に使用していると、同じところに疲労が溜まり最悪切断もあるかもしれないので、フックを掛ける金具を考案しました。
クレーンの油圧シリンダーをコキコキして、バイクを吊り上げていきます。 入り口の階段から数センチ上がるだけでいいのです。
そのあと、クールライドで売ってるバイク移動用のバイクスライドをラダーの下に敷き、油圧を逃がしてゆっくりバイクを下げます。
あとは、足でラダーの先を部屋の中へ蹴ると、バイクは回転します。
適当な位置で、バイクをラダーから降ろします。
いかがですか。 これ夢の中で発案したのです。
実はバイクいじるより、興奮しました。