人気ブログランキング | 話題のタグを見る

FCR41で初走行!

本日はあの「無事帰ってきた男!」のNOS初走行と同じくらい緊張している、GSX1400のFCRキャブ化後、初の試験走行です!

早朝から実家に行き、バイクを駐車場まで出し、そして例のガソリンコックを開けでエンジン始動です。
アイドリングが低めですが、すぐ安定してきました。  このFIエラー表示は常にでちゃいます。

試験走行なので、湾岸高速に乗り1区間で一般道に下りてUターンして岸和田まで戻り、埋立地に行きそこでビデオ録画とICレコーダーでのサウンド録音をしようと出発しました。


走り出して、クラッチミートの後は、アクセルを少し開けると、「ゴワッ!」というサウンドがヘルメットの中まで聞こえてきます。

感触としては、インジェクションよりアクセルのコントロールとエンジン回転がキッチリ同期している感じで、ギクシャクはまったくありません。

更にエンジンが暖まってくると、時速60Kmまでの市街地では、1500回転あたりでもしっかり回転がついてきて、エンジンブレーキと再度アクセルオープンそしてエンジンブレーキと、つながりがとても自然です。

インジェクションの数倍は、繊細なコントロールができて、サウンドやフィーリングで四輪の後をゆっくり付いて行っても楽しいのです。  

でも、ひとたびスロットルをワイドに開けると開けただけ加速します。 その加速もインジェクションより1.5倍はパワーが出ている感じがします。 開けながらさらに開けると、その開けた分更に加速が強烈になります。

これはキャブレター時代、当たり前だったことですよね。 でも、こう思いました。 これが1400CCのエンジンの加速だと。  GSX1400のオーナーは、軽い取り回しと太いトルクと言えども爆発的ではない1400CCエンジンに、国内最大排気量のネイキッドであることを、エンブレムでしか実感できなかったのではないですか。

しかし、このFCRは、本当の1400CCのパワーをスロットルを少し捻るだけで実感させてくれました。

SUZUKIはGSX1400開発に、油冷エンジンにジェントルさを与えました。
しかしこのFCR化で、「ゴージャス」なエンジンになります。

さて高速入り口に着きました。

加速車線で、半分ほどスロットルを開けましたが、フロントフォークが4速まで伸びきります。 それ以上スロットルを開けることはできません。  メインジェットはコイケッチ氏のご指摘のように、最大開度に近い燃料流量を決めるのですが、申し訳ありませんが、冷たい路面と今日の気持ちでは無理です。

120Kmくらいで5速、4千回転から、ガバッ! と開ける(と言っても半分ほど) キョエー~~! と今まで味わったことの無い「G」で引っ張られます。

FCRはもちろん開け過ぎるとかぶりますので、エンジン回転数とスロットル開度はフィーリングで合わせないといけませんが、これが楽しいです。

FCR41とマニホールドでもし20万円前後でしたら、ハイカムもそうでしたが、これマフラーよりお得な改造です!


そこで、サウンドをお聞きください。 (HDDビデオとサウンドICレコーダーを重ねました)
(高音質な環境でお聞きください)
コージーさんがカキコしてくれましたように、言葉では表せない吸気音です。

スロットルOFFで軽いバックファイヤーがポンポンでます。 2次エアーのバキュームホースにメクラ蓋をしているだけなので、それが問題なのか? たぶんこれはPTスクリューの戻しが半回転だけだったので、やはり低回転が薄いと思います。 また、エンジン油温がこの季節なのにPLOTのオイルクーラーを考慮しても、100℃を超えたので、少しPTを濃い位置に変更してみます。

FCR41で初走行!_a0001020_18174595.jpg
まだ、スロットルワイヤーの弛み(FCRに合わない)や、FIエラーの除去等課題がありますが、当面ジェット類の変更は無しで走れそうです。

今年も楽しめそうです。 
by wakaban0925 | 2009-02-22 17:58 | 走行シーン

GSX1400 Explorer


by わかばん