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ついにFCR41試乗の準備完了

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ワンオフマニホールドの位置と、FCR41のスピゴットの位置がずれている為に、インシュレーターで誤魔化してなんとかFCRを前回装着しましたが、今回は実際にアイドリングから空ぶかしを行い、走行可能にするところまでいきます。

GSX1400の前のGSX1100Fの負圧キャブをいじっていて、テスト走行中に何度もガソリンホースが抜け、危ない目に遭っていますので、今回のテストはホースの口径も慎重にあわせます。

まず、燃料ポンプ側からの圧送用ホースですが、スロットルボディーに付いていた燃料ホースの中は細く(外径6mmほど)、片やFCR41の燃料ホース取り付け口は内径8mmがフィットします。

内径8mmのピンク色のホースでは、簡単に抜けてしまいそうな感じですので、別の内径6mmのゴムホースを約1cm切って、インジェクターへ向かうホースの先にまずそれを被せてから、内径8mmのホースを取り付け、さらにその8mmのホースにフィットするフイルターを取り付け、細めのタイラップ各2本づつ、しっかり接続パートを固定。
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こちらはリターン側でFCRから燃料タンクに戻ります。

その途中に口径8mmの燃料コックを入れて、通常は閉じておくことにします。

こちら側は、燃料ポンプを経由しないので、コックを開けておくとフリーフォールになり、燃料が供給されてエンジンは始動します。

でも、燃料ポンプを実際回して、FCRに燃料ポンプから燃料補給したかったのです。(あまり意味ありません。)

意味がないといえば、燃料ポンプを回しただけでは、FIエラーは消えません。

そうです!

インジェクターや、スロットルポジションセンサー(セカンダリーも)接続してやっとFIエラーが消えるはずです。 このFIエラーの解決策はまた後日行いますが、とりあえずエンジンを回してみます。


キャブレターを調整しやすいように、燃料タンクははずして、GAS供給用のワンウェイバルブ付きの入れ物を用意しハンドル部分にかけます。

右サイドカバー部分にあるリターン用の燃料コックを開きます。

イグニッションキーをONにすると、ウィーンと燃料ポンプが稼動し、燃料ホースの中を勢い良くガソリンが流れます。

燃料漏れが無いか確認してから、クラッチを切ってセルを回します。 キュルキュルキュル・・・。

始動しません。

そこで、スロットルを一度半分まで勢い良く回しますと、加速ポンプからピュ!とガソリンが送り込まれるのが見えます。

そこで、少しスロットルを微妙にほんのスロットルバルブでいうと1mmほど開き、セルを回しますと、バッッバッバッバッ・・バッバッとエンジンがメチャ不機嫌そうに回り始めました。

前回1番シリンダーが爆発してなかったのですが、今日は4本とも火がついているようです。

1~2分ほど軽くレーシングしていると、アイドリングが落ち着いてきます。

そこで、スロースクリューの調整をして見ます。

エンジンが十分に暖まってからのほうが良いのですが、感じとしてはかなり濃いアイドリングですので、吸入口にあるスクリューを締めてゆきます。

スクリューを締めると薄くなります。

右に最後まで締めたほうがアイドリングが一番高いので、今のエンジンの温度ではこれがいいのですかね。 でもそれはないだろうと、半回転ばかし戻しておきます。

しばらくエンジンを暖めていると、ガソリン漏れの気配。

リターン側のFCRサイドの出口のホースの接続が甘く、滴っています。

ココを修理する為に、エンジンを停止し、右側燃料コックを締めて、タイラップを更に細くダブルで巻き、強くプライヤーで引っ張って締め上げます。

これでOK。

イグニッションをONにすると、ジャー~~~。
ガソリンがキャブのあらゆるところから吹き出てきます(';')

そうです! リターン側の燃料コックを閉めたまま、燃料ポンプを回したのです。(-_-メ)

こりゃ~ オーバーフローしたからエンジンしばらくかからないだろうな~。

シリンダーヘッドのバルブまでガソリンが液体として流れ入っているかもしれません。
でも、オーバーフロー用の開放部分からガソリンが吹き出したので、多少救われているかも。

ここで、スロットルを四分の一を開けて、セルを回します。

3回目のトライでバオ~ン・・・。 

紫色の煙がヨシムラストレートサイクロンからガバッ!と出ます。 道行く人がその煙を避けて通行します。 かなり体に悪い煙です。 たぶん致死量に近い一酸化炭素も含まれています。

しかし、よく始動しました。 さすがイリジュムプラグ。 かぶっていません。

カチカチカチカチと価値あるあの音が、エンジンも暖まり、安定してきました。

オーバーフロー防止策として、燃料コックにディスクロック用のあの黄色のカールコード付けておきますわ。

ここで、せっかくですのでFCRの音を聞いてください。


そうです! この吸気音ですね。 これが欲しかったんです。
よく映像みてください。 少しレーシングしたとき、ガソリンが逆吹きしているのが見えます。
インジェクションにも負圧式キャブにもないこの現象は、さぞかしガソリンの無駄遣いかと・・・。

次回は、テスト走行ですね! 楽しみです。 でも、燃費は?
by wakaban0925 | 2009-02-16 18:09 | スペシャルパーツ

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