なんちゃってラジアルポンプ装着!
2008年 08月 03日
クラッチセンサーはただのオンオフスイッチですが、これが非常に重要な役割があり、このスイッチを取り外してしまうと、クラッチを開放(放した状態)した状態とECUが判断し、セルモーターが回らないので、エンジンスタートできません。
もし、このスイッチに来ている配線を短絡(クラッチを握った状態)すると、スタートはできますが、ニュートラルマップという無負荷時の燃料噴射マップをECUが送り出し、エンジンがまともに回らなくなるようです。
ところが最近のブレンボさん。 ドカの純正採用のレバーでセミラジアルクラッチマスターシリンダーとかいうのを出していて、ラジアルポンプとちがい、何がセミラジアルなのかというと。
ラジアルポンプはレバーを引く方向に対して水平にシリンダーが付いていますが、セミラジアルは45度(正確には少し違うが)程度についています。 何か良いのか分かりませんが、皆ラジアルポンプの時代にセミラジアルを選ぶのが私流です。
シリンダーは斜めに入っていますよね。
で、何度も何度もエアー抜きして・・・。 もういいんじゃないの?
しかし、いつまでたってもクラッチが切れた感が出ません。
これ不良品? エアー抜けない? オイル漏れ? どうしよう・・・。
ギヤ1速に入れて、クラッチレバーを中指1本で握り・・。 バイク押してみたら・・。
な! なんと。 クラッチが切れているではないですか!!
これが、恐怖のラジアルタッチ! さすが小指1本では握れませんが、中指・人差し指は1本で何度もクラッチレバーを握れます。 これは、セミラジアルシリンダーの効果なのか? でも絶対シリンダー径が小さいに違いないと思い、クラッチが完全に切れず引きずるかもしれないので、エンジンかけてクラッチ握って、飛び出してはいけないのでブレーキ握って、1速に入れても。 回転数はまったく変化なし。 OKです。 びっくりするほどの効果です。 これって小型バイクのクラッチ? 感覚的には原付かも。
そこで、ミラーホルダーを上下反対にして、手前で少し下からミラーステーが生えた状態にしました。
あとで、バイクのフロントビュー写真見れますが、ミラーが低くなって、イケルイケル!
思わぬ副産物!
そこで、コネクターの形状が違いますから当然ハンダ付けです。
ハンダ付けの基本ですが、同じ位置で断線させてはいけません。 1センチほどチグハグにします。
でも、今回特に気に入っているのがミラーが低くなったこと。