なんちゃってラジアルキャリパー登場!
2008年 07月 13日
どれだけ早く止まれるかは、峠やレースではとても重要で、例えば車体1Kgの軽量化には、単純な経験値では1万円。 10Kg軽量化には約10万円という計算式が浮かび上がる。(おそらく50万円ほどを超えると、チタンボルトやマグホイールの領域となり、その計算式の桁が変るであろう)
軽量化は、加速・減速・操縦性に加え燃費にも良い結果をもたらすので、メリットばかり。
片や、エンジンパワーを上げるためだけにハイカムやNOSに頼るのは、実はロジカルな選択ではない。
エンジンパワーだけ上がると、峠やレースでは必ずそれに見合った制動力がなければ、実際早くは走れないはずである。
しかし。 しかし。 もっと。 もっと。 問題なのは、ライダーの質量。
そう! メタボの危険領域を軽くクリアーし、体脂肪率が40%を超え(これはすごい!)人生47年で最高の体重を記録(生後初の三桁を記録)。 人間ドッグでは、毎年「過度の肥満」という赤いスタンプを押されるライダーが、今までの軽量化に反比例し、バイクの動きを鈍くさせているのは間違いない。
だから。 ブレーキをカスタムすることは、「あのオッサンブレーキいじる前に体重落とせばいいのに」と言われる気がして、手付かずであったのだ。
しかし、前回わかばん号が出動した、三京ナイトで「ノーマルなのはブレーキキャリパーくらいですね!」とミグレレさんから言われて。 その言葉が耳に残り。 強く減量を誓ったのです!
減量と言っても、この最高体重を減らすのは最初のうちは簡単です。 そうです夜中飲んで帰りにコンビニに行かない。 ←これで数キロいけます。
そして、大盛という言葉に別れを告げ、拡張した胃袋を収縮させます。
約2週間で、元の90Kg台後半を達成! 引き続き、昼食を減塩トマトジュースとカロリーメイトと各種サプリメントに変え、炭水化物はソバ(夕食)のみとし、甘いものは×・・・。 急激な摂取カロリー減少でダルさを覚える体には、粉末アミノ酸。
ここまで決意したら、品物がほしくなっちゃいます。(やっと本題ですが)
でも高性能なキャリパーは、そりゃレース用だけど、高嶺の花でダストシールも無いし手入れを怠れないし、欲しいキャリパーはGSX1400用のサポートは無いし。
で、初めてキャリパーを本格的に調べ始めて目に止まったのは。
ブレンボラジアル。 これはアグラスからGSX1400用にサポートが発売されています。
実際、性能ではなく外観重視ですし、ブレンボでもあるし、ラジアルの良さはGSX1400のストックフロントフォークでは体感できないでしょうが、手ごろな値段でもありますので、決定。
しかし、このキャリパーサポート。 ネット通販ではメーカー在庫切れとの返信。
そこで、組長に連絡してKOZYさんからも情報いただいて、アグラスに直にオーダー。
削り出しホヤホヤのサポートが到着し、先に購入していたブレンボラジアルに取っ付けました。
ラジアルマウント側は100mm。 サポートでGSX1400用の40mmに変換します。
鋳造タイプで重さもあり、軽量化には貢献しないでしょうが、4ポットで完全に分離したブレーキパッドが、そそります。
今週末の長野で初デビューですね。
おっ! 2年前に買ったサマー用皮ジャケットが・・。 今週末までにあと2Kgは減量せんと(-_-メ)