ヨシムラST1ハイカム組み込み(パート3)
2007年 12月 18日
タンクやコイルを外したついでに、HOT WIRESに交換します。
広告では点火エネルギー330倍とか書いてますが、ま~ケーブル内にコンデンサーのような作用を持たせて、コイルの放電を一気にスパークプラグに流すというものです。
しかし、貧弱なプラグホールキャップがついています。
ストックのキャップは前世代油冷エンジンからの伝統で、プラグホールキャップはエンジンにピッタリフィットするものです。
ストックのキャップを移植します。
コイルとHOT WIRESをどのようにつなぐのかと考えていたら、コネクターがついてました。
コネクターはネジ式になっていて、コードを切ってしっかりねじ込むタイプ。
ストックのコードを適切な長さに切ってから、HOT WIRESをねじ込んで、付属の熱収縮パイプを被せておきます。
2気筒分完成しました。
各プラグコードに気筒番号を書いておかないと、違う気筒にプラグコードを間違って差し込んでしまうと、当然エンジンは始動しませんから。
コイルを元の位置に戻して、プラグコードを差込みアースをシリンダーヘッドカバーに取ります。
少し手間はかかりましたが、簡単ではありました。
新しいインシュレーターと新品スロットルケーブルをセットし、中も外もクリーナーできれいにしたスロットルボディを取り付けいきます。
さ~。 エンジンは始動するのでしょうか。
バラついてはいけないので、バキュームゲージを接続して、吸気圧センサーのコネクターを取り外しておき、セルモーターを回します。
キュルキュル~ドバー~ン。
一発始動です。
それに各気筒バランスは崩れていません。 よかった。
FIワーニングランプが付いてますが、吸気圧センサーのコネクターを外しているからです。
なぜなら、バキュームゲージに各気筒の負圧パイプを接続する為に、吸気圧センサーへ負圧がかからなくなるので、燃料量をECUが勝手に濃いく補正してしまい、アイドリングできなくなります。
バキュームゲージを取り外して、センサーを戻して、FIワーニングランプが点かないことも確認して再度エンジンスタート。
とても安定しています。
タペットクリアランスが規定より100分の4ほど狭いので、エンジンからのノイズはまったくありません。
排気音だけです。
スロットルボディーから取り外した、K&Nを洗浄して、オイルを塗布し次回の慣らし運転に備えます。
100Km走行後、再度オイルを交換してから、本格的なフィーリングのレポートをしますね。