CLUB1401関西ミーから北海道ツアースタート
2006年 07月 16日
北海道ツーリングだけでも興奮なのですが、その両端にCLUB1401のミーティングを入れるという、画期的なめぐり合わせで、年に一度のロングバケーションがスタートです。
バケーション?
私は人が多いのは苦手。 道が混むのも大嫌い。
海外生活はもう十分経験したので海外旅行はNG。
北海道は学生のころ車で10日間周った経験がありますが、絶対バイクでいつかは周ろうと思っていて、早28年余り!
一昨年はGSX1100Fでボランティアの合間に苫小牧周辺を数時間走ったのですが。
それが今年の北海道ツアーを現実にしてしいました。
まっすぐで視界をさえぎるのもが無い道路と、対向車も来ない環境。
ワインディングは80Kmで回れる高速コーナー。
北海道で困ったときに親切に助けてくれた地元の人々。
小さな街で、岩風呂を紹介してくれた駐在さん。
どれもこれもいい思い出です。
単身赴任で大阪においているGSX1400とは離れ離れ。 最近イジリもご無沙汰の状況で、1週間以上GSXと旅ができ、それも仲間と会えるのは、それゃさらに幸せであります。
【CLUB1401関西ミー】
琵琶湖米プラザでのスズキツーリングオアシスに同調して行われたCLUB1401関西旗揚げミー。
と言っても縛りがあるクラブではなく、中部・関西の1400オーナーの顔合わせミーティング。
雨の確立はさほどでもなかったのですが、集合した22台。 みんな雨にあっちゃったようです。
ミーティングは14時ころ解散し、皆日本海側から来る雨雲を背に琵琶湖を後にしたのですが、私は舞鶴港までですから、雨雲の中に突入することに・・・。
そこで、カッパを着込んで出発!
舞鶴までは急げば2時間強で着けそうですが、フェリーの出港まで時間がありすぎるので、下道で雨の中四輪の後ろをおとなしく付いてゆく。
丹後半島など観光の名勝でもあるこの地域は、フェリー出港までのたっぷりある時間を利用して回りたかったが、あいにくの雨。
またの機会にと思いつつ、下道で早めの到着を目指すことに。
GSX1400の低回転での太いトルクに助けられ、雨天の峠でも楽しい。
2000回転もあればタイトな上りコーナーもエンストどころか力強く加速してくれる。
四輪の後ろを一定速度で付いて行っても、心地よいエンジンの振動で飽きることはない。
6速クロスミッションは、神経質にならなくても気分を変えるためにギヤを変えることができる。 ギヤを変えたらエンジン音や振動が変わって、歌で言うとサビが効いた小節に入ったような、気持ちの転換ができる。
いざ追い越し加速を始めると、エンジンは性格を変貌させ、腹筋と首の筋肉が鍛えられるほどのGを体感しながら、一瞬の間にとんでもない速度に達してしまう。
雨の国道の峠と言えば、バイクは当然汚れる。
それも尋常な汚れ方ではなく、足回りやテールカウルやテールBOXまで、砂などが混じって乾燥し白くくすんでしまっている。
休日であったためトラックがほぼ走っていなかったので、トラックの巻き上げで全体がボロボロにはならなかったのは幸い。
今から念願の北海道1周ツーリングなのになぜかCLUB1401関西ミーティングが名残惜しい。
一台でも大柄なGSX1400が20台以上編隊で走行するのを想像してしまう。
あまり派手なバイクではないにしても、かなり注目は浴びる。
ノーマルマフラーは少ない。 ほぼ直管も数台いる。いつかはそのような走行会を計画したいものだ。
ライダーそれぞれではあるが、リアルに団体で行動することは、なぜか特別な気持ちになる。
騎乗で編隊を組んで行進する兵士ような気分なのか。
出港約7時間前の17時には舞鶴市内に入り、港の約10Km手前のセルフスタンドで給油しようとグローブをとったら、両手が真っ黒に染まりきっていた。
舞鶴市内はすでの雨の峠は越えて、路面もすこしドライになりつつあったので、スタンドのおばちゃんに水道を使わせてもらい、手を軽石でこすり、ひと皮剥く。
バイクも軽く洗車しその後港までグローブを着けないで走行。
港では、乗船までの待機時間で、バイクを磨いたりClub1401関西BBS書き込みや自分のブログの更新をして時間をつぶせた。
フェリーに乗り込む為にバイクの列の中に乗船30分前に入る。
3連休中日なのにバイクは多い。 大型車とオフロードばかりで約30台か。
皆雨天走行の峠越えで汚れて真っ白。
今度は外れないように、万能ボンドで接着!
なんかたくましい!
乗船まであと3時間か~。
と言うことで、無事乗船できました。