フロントウインカーのLED化
2006年 04月 22日
お尻がスッキリしたのですが、LEDは消費電力が小さく、通常の電球で20W強。 今回付けたLEDでは1灯約1Wです。
フロントはノーマルの電球のままですが、リアの消費電力が約20分の一になったので、ウインカーリレーがハイフラ(点滅速度がめちゃ速い)になってしまいました。
このままにするのでしたら、リレーをICリレーにして速度を調節できるやつにすればよいのですが、どうせLED化するなら、フロントウインカーもLEDにして、そこいらにない点滅のバリエーションが楽しめるリレーを入れたいものです(^^ゞ
まず今回はフロントのノーマルウインカーのLED化に手をつけてみます。
もっともポピュラーなのは、電球型のソケットに数本のLEDが刺さっているものと交換するのが一番簡単です。
でも、電球型はあまり明るくなく、昼間でもしっかり他車から見えるためには、相当数のLEDをつける必要があります。 テールライトで作りましたように、基盤に10mA~20mAのドーム型高照度LEDをたくさん付けるのが自作品では多いでしょう。
しかしハンダ付けの回数が多くなり、面倒です。
少し予算が上がりますが(1灯3000円弱)ハイパワーLEDを使えば、LEDが1個でも十分な明るさを確保でき、1Wくらいのスター型LEDなら、本体自体が放熱効果もあるので、ウインカーの点滅のように、点けっ放しにしない部分には十分使え、耐久性もあるようです。
スター型ならたぶんフィットするだろうを予想していましたが、ピッタンコです。
つけるLEDは LXHL-ML1D Lumileds 2.95V/350mA 36ルーメン 590nm 140°です。
それに5W型抵抗をウインカー本体に収納しちゃいます。
抵抗値の求め方は、(供給電圧(車・バイクは約14.5V)-LED定格電圧(今回2.95V))÷LED定格電流(今回0.35A)=約30オームです。
LED一個に30オーム5W抵抗1個を直列でつなげれば、そのまま使える計算です。
このように、LEDに接続するリード線を+(赤)と-(黄)をソケットに直接ハンダ付けしちゃいます。
瞬間接着剤を部分的に使用するのは、放熱性シリコンが固まるまで数時間以上作業ができないので、シリコンが固まるまで、瞬間接着剤で固定しておいたらすぐに次の作業ができ、時間が節約できるからです。
しかし、瞬間接着剤は硬いので、接着後たぶんバイクの振動で取れやすいと思います。
それを頑固に接着するのが、シリコンです。
安定しているので、たぶん走行振動には耐えるでしょう。 でも完全に完成したら普通のシリコンでソケットの中も固めたほうがより耐久性は増すとは思います。
LEDは+-極性があるので、注意が必要です。
このLumiledsには極性が印字されていて非常に使いやすいです。
+側でもいいのですが、マイナス側は万一ショートしても影響は与えませんが、+側が車体にでも触れたら、瞬間ヒューズが飛びます。安全策です。
これは、振動でハンダ付け部分が切断しないように、耐久性を考慮しました。
リード線は確実にハンダ付けされています。
フラッシュ焚いてもこの明るさっす。 結構いけるぞ~。
十分な明るさっす。
1個のフラッシャーで2灯を100分の一秒~1秒点滅可変、左右を交互に点滅するもので、前後には使えませんから、左右に1個ずつ使用します。
問題はこのフラッシャーを使うと、既存のリレーは必要ないので、リレー直前で短絡させる必要があることかな・・ また、時間作って取り付けよっ(^^ゞ